シャトーラトゥール1998年
世界の頂点に君臨するボルドーの1級シャトー。中でも男性的と言われるラトゥール。シャトー・ラトゥールの歴史は古く、起源は13世紀に遡るほど古いシャトーです。
ラベルに描かれた塔は、かつて海賊対策として築かれた砦の一部で、英国との百年戦争の際にも活用されました。
1855年にパリ万国博覧会が行われた際に展示品としてのワインを分かりやすくするため、皇帝ナポレオン3世の指示でメドックのワインの格付けが実施されましたがそのときにブラインドテイスティングでシャトー・マルゴー、シャトー・ラフィット、シャトー・オーブリオンとともに見事第1級にランクされ、1級シャトーとしてその名を現在でも轟かせている。
当時は4つしかない1級シャトー、そして現在はシャトー・ムートンも加わり5つしかない1級シャトーで5大シャトーの1つに数えられる。
5大シャトーの中ではカベルネ比率が比較的高く、最も長期熟成型ワインとして知られている
’98のセパージュはカベルネ・ソーヴィニョン80%、メルロー15%、カベルネ・フランとプティ・ヴェルド5% 力強く濃厚で強烈!長熟と言われるラトゥールだがそろそろ開花してるかな。
2013-10-29